憑依の程度
1.体の周囲に憑依されている状態
体の周辺に霊がくっついている状態です。
憑く場所は、肩や首辺りが多いですが腰や足などについていることもあります。
霊はずっとくっついていることもあれば、時々離れたりすることもありますし、いきなりいなくなることもあります。
気分が優れなかったり、情緒不安定になったり、体の免疫力が低下する、肩や首や頭が重い(または痛い)、運気が低下するなどの症状が出る方が多いです。
2.体の内部に憑依されている状態
人の体の内部に霊がいる状態です。
体の中にも霊が入り混むと少し厄介です。
憑依の症状は重くなり、感情がコントロールできない、トラブルや問題が頻繁に起こる、病気や体調不良に「なりがち、自分が自分でないような感じがする、自分の性格が変わるなどの症状が出る方が多いです。
進行するとうつ病などの精神疾患を抱える方もいます。
私は浄霊を行う際、浄霊の後に必ずこ霊が入ってきた穴を閉じるのですが、そこが開けっ放しでいるとまたそこから霊が入りやすくなりますので注意が必要です。
もし浄霊を受ける場合は、こういった部分もケアできる方から受けるのがいいと思います。
3.体の内部の憑依が長く、人格が乗っ取られるケース
これは重症のケースですが、憑依されてずっと放っておくと人格まで乗っ取られるケースがあります。
ここまでくると本来の自分の人生を生きるのが難しくなってきます。
霊というのは肉体がないものですから、肉体を欲しがる霊も多いです。
他人の肉体を操って自分にしてしまおうと思っています。
多重人格者やてんかん発作を起こす方で憑依が原因である人もいます。
自分と異なる人格が出てくる、自分の意思が効かない、ネガティブ思考から抜けられない、死を考えてしまうなどの症状が出る方が多いです。
このように憑依にはいくつかの取り憑き方があります。
また、人間にはついていないけど家の中に霊がいて、そこから住人が霊の影響を受けている、というケースもあります。自宅に低級霊がいると、家でも不安感が強かったり、疲労が抜けない、夜眠れなくなる、視力が低下する、子どもが情緒不安定になったり怖がったりするなどの症状がみられます。