1.子どもの片付けの悩み

1.子どもの片付けの悩み

子どもの片付けの悩み

「7歳の女の子の母です。子供が片付けをしなくて困っています。何度言っても散らかしっぱなしで、怒鳴ってしまうこともよくあります。なんとか自分で片付けられるようにしたいと思うのですが・・・アドバイスお願いします。」

 

子供には自分で片付けをできるようになってもらいたいですよね。片付けられるようにできるポイントがいくつかありますのでご紹介させていただきます。

 

 

1.子ども自身が何をどこに片付けられるかわかるようにする

 

例えば、ハサミをしまう場所であれば、ハサミをしまう場所にハサミのイラストや写真のシールを貼ったり「ハサミ」と書いたりして、どこに何をしまうかわかるようにしてあげます。たくさんのものが散らかった後に、子供自身がどこに何をしまうか考えて整理するのはなかなか難しいものです。ですから、最初にしまう場所を決めて、本人にわかるようにしてあげましょう。

 

 

2.片付ける時間に歌や曲などをかける

 

我が家では子どもが1歳半から片付けを始めましたが、片付ける歌を歌うようにして一緒に片付けをする習慣を作っていました。この曲が始まったら、片付けの時間というのがわかるようになります。片付けの習慣が身についた後は、歌がなくても自主的に行うようになっていくでしょう。

 

 

3.親が部屋を片付ける

 

もしご自宅が整理整頓されていなければ、親自身も部屋を片付けるようにしましょう。子供は親の姿をよく見ているものです。親自身が部屋を片付けられなければ、子供も部屋を片付けられるようになるのは難しいでしょう。片付いている部屋のお手本を常に見せられるとよいでしょう。

 

 

4.定期的に物の整理をする

 

物はそのままにしておくとどんどん増えて、片付けが大変になります。ですから、定期的に持ち物の整理を行いましょう。我が家は使わなくなったもの・遊ばなくなったものは、お下がりとして誰かにあげたり、保育園に寄付したり、オークションで売ったりしています。

 

基本的には子供が整理できる分の物を持たせるのがベストです。私はよく子供に「自分で片付けられる分だけ物を持ってね」と伝えています。また、物が多い場合、自分が保有する物は子供自身に選ばせるようにするとよいでしょう。あまりにボロボロのものを見ると、つい整理したくなりますが・・・子供にとっては大切な宝物であることもあります。本当に使うものだけを部屋に置いておけるのがベストだと思います。