親子能力開花プログラム - あなたにしかできない子育て

あなたにしかできない子育て

あなたにしかできない子育て

これまでいくつかスピリチュアルの視点から家族についてお伝えしましたが、今の家族とはご縁があって現在の人生を共にしています。そして、あなたにしかできない子育てが必ずあります。

 

子育ては絶対にこうしなければいけない、ということはありません。どんな人でも得意なこと・苦手なこと、好きなこと・嫌いなことがあります。苦手なことや嫌いなことばかりにフォーカスしてしまうと、自分は子育てに向いてないと自己嫌悪に陥ったり、自分を責めてしまったりして、子育てが辛いものになってしまいます。

 

ですから、苦手なものは苦手、嫌いなことは嫌い、と一旦受け入れてしまいましょう。親も万能ではありませんから、できないことを認めてもいいのです。そして、その上で、“自分にはどんな子育てができるだろうか?”、“自分は子どもに何ができるだろうか?”と考えてみることをおすすめします。

 

例えば、私の場合、家にずっとこもって遊んだり勉強しているよりは、外出したり旅行をしながら子どもといろいろなものを発見したり、一緒にその場の雰囲気や体験を感じたりする方が向いていると思っています。そして、旅行をしては旅に関する知識を伝えたり、自分がこれまで体験してきたことなどをシェアしています。

 

娘は写真を撮るのが好きなので、いろいろな場所で写真を撮影しては、後から二人で見て楽しむ時間も設けています。気に入った写真はプリントしてアルバムに入れたり、特に気に入ったものは大きくプリントして、額縁に入れて部屋に飾ることもあります。

 

ですが、旅行が苦手な方はこのような子育てをすること自体苦痛でしょうし、無理に行う必要はありません。あなたにはあなたにしかできない子育てがあるのです。ですから、一緒に親子で楽しめる方法を考えて工夫するのがベストだと思います。

 

親が楽しさや幸せを感じていれば、子どもも自然と楽しさや幸せを感じて生きていけるようになります。そして、その楽しさや幸せが人生を前向きに生きることや、才能を開花させていくことにもつながっていくのです。

 

ワクワクする気持ちや楽しい気持ちを持つと、エネルギーを活発にさせ、創造力や行動力を高めるのに役立ちます。好きなことをどんどんできるようになれば、持って生まれた能力も自然と伸びていきます。他にも、健康面では免疫バランスを整えたり、ストレスを緩和したり、丈夫な心身を作るサポートにもなります。

 

親でしたら愛する子どもにもっとこうしてあげたい、ああしてあげたいと思う気持ちを持つのはとてもよくわかります。ですが、親自身が今楽しんでできることにフォーカスすることで、あなたにしかできない子育てができる、という視点に立って考えてみるのも一つの方法だと思います。

 

そうすることでもっと肩の力を抜いて、子どもと楽しく笑い合う人生を創っていけるのではないでしょうか。いろいろな子育ての方法がありますが、私自身は、生活の中で自分ができることから取り組みながら、大人も子どもも楽しくできる子育てが理想的だと考えています。