親子能力開花プログラム - 2.子どもの勉強の悩み

2.子どもの勉強の悩み

子どもの勉強についての悩み

「子ども(小学4年生)が学校の勉強についていくのが大変で、どうしたらよいかと悩んでいます。成績もあまり良くなく、これから中学、高校と勉強が難しくなるのに、今からこの状態で大丈夫か不安で仕方ありません。どうしたらもっと積極的に勉強をしてくれるようになるでしょうか?」

 

まず、単純に学力を上げていきたいとお考えの場合、おすすめの方法は本の読み聞かせです。お子さんが読書がお好きでしたら、ご自身でお好きな本を読んでもらっても構いません。マンガがお好きでしたらマンガでも構いません。

 

どんな教科でも日本語の読解力がなければ理解するのが難しくなります。ですから、まずは日本語の語彙を増やしたり、読解力を養うことが大切になります。すると教科書に書かれてある内容も自然と理解できるようになりますし、結果的に学力アップにつなげていくことができます。

 

そして、気に入った本が見つかった場合、できるだけシリーズですべてそろえるのが理想的です。気に入った本は何度も何度も読みますので、自然と文章に強くなり、教科書の内容も理解しやすくなります。

 

それと、もし学校での教科で得意な分野がない場合は、別の分野でもっと才能が発揮できることがある可能性があります。何か夢中になってやっていることや集中できることはないでしょうか?お子さんの将来の夢はありますか?

 

もしお子さんが好きなことや将来なりたい夢があるのでしたら、学校の授業だけに集中するのではなく、好きな分野のサポートをすることも学力アップにつながります。

 

例えば、私の娘は写真を撮るのが好きで、4歳くらいからカメラ雑誌を見るのが好きなのですが、やはり気になった文は自分で読みたいので、日本語を積極的に学ぼうとします。通常の読み書きの勉強は嫌いですが、自分が習得したいと思うことには積極的に学ぼうとします。

 

将来の夢があるのでしたら、その夢を叶えるために必要な今すべきことを導き出して提案する方法も効果的だと思います。そのために必要な本や図鑑を揃えるのもよいでしょう。

 

他には、どうやったら楽しく勉強できるかを親子で考えてみるのもおすすめの方法です。学習法は一つではありませんし、お子さんの好きなことや興味のあることにリンクさせることで記憶力が高くなったり、理解が深まることもあります。勉強がつまらないと思っていると、なかなか学習もはかどりませんので、親子で楽しく学べる方法を追求していくのもおすすめです。