親子能力開花プログラム - スピリチュアルを活かして真の潜在能力を開花させるプログラム

才能の見極め方

才能の見極め方

それでは、才能はどのように見極めていけばよいでしょうか。才能の見極め方は、実は難しいようでシンプルです。私たちは魂が求めているものは、心からの喜びを感じたり、執着心を持ったりしています。

 

才能を見極めるには、お子様を観察することがとても大切です。具体的には次のポイントを目安にするとよいでしょう。

 

 

1)好きなことや楽しいこと

 

人間は、自分がつまらないと思うことをやるのは苦痛ですが、好きなことや楽しいと思うことならどんどんやって上達したいと思う生き物です。一見、才能とは関係ないと思うようなことでも、ワクワクする気持ちを追求するのは、とても大切なことです。

 

自分の持っている才能と関連があるものに関しては、魂のレベルで好き・楽しいと思えるのです。ですから、ありのままの心でそう思えることに才能が眠っている可能性が高いのです。

 

また、好きなことや楽しいことは、毎日言われなくても積極的に行動できることもポイントです。どんな才能があっても、継続して行わなければその才能を開花させるのは難しいでしょう。ですが、毎日楽しく積極的に行うことできれば、その能力も伸びやすくなります。

 

 

2)夢中になれること

 

それほど強烈な好きや楽しいという感覚がなくても、無心で夢中になれることも才能と関係することが多いです。大きな感情が動かなくても、心からそれを望まなければ夢中になることはできないからです。

 

なんとなくやり続けてしまう、ついこれをやってしまう、というようなことがあれば、それが才能であることも考えられます。

 

本能的に体が動くことは魂が望んでいる証拠ですし、前世で積極的に取り組んできたことである可能性もあります。

 

 

3)強い執着心を持っていること

 

理由はわからないけれど、ある部分だけとてもこだわりがある、譲れないことがあるというような場合、それも才能が原因であることが考えられます。自分が執着してしまうことは、自分の人生において重要な部分であるから、強い執着を持つのです。

 

一見すると、聞き分けがなかったり、わがままに感じたり、性格の短所に感じることもあるかもしれません。ですが、強い執着は、才能と関係することもありますので、ありのままを受け入れ、能力との関連性を探ってみることをおすすめします。

 

 

4)やっているだけで落ち着くこと、または癒やされること

 

やっているだけで落ち着くことや癒やされることも才能と関係していることがあります。何かをしていて落ち着いたり、癒やされたりするということは、その行動を本能的に魂から受け入れていることを意味します。

 

私の知人でイラストを描くのが好きな方がいるのですが、彼女はイラストを描くだけで気持ちが落ち着くそうです。そして、知人に頼まれてイラストを描いたり、インターネットを通じてイラストやロゴの制作を受けるようになりました。

 

徐々に収入が増えていき、その後起業して本格的に活動して、企業のパンフレットや本、CDのイラストなども手がけるようになりました。当初、イラストを描くことがこんな風に仕事になるとは思っていなかったようですが、現在は好きなことを仕事にでき幸せな日々を過ごしています。

 

 

5)難なくできること 

 

苦痛なく、難なくできることも才能と関係している可能性があります。本人は特に優れた才能と思っていなくても、スムーズにこなせることやすぐに理解できることなどに注目してみるとよいでしょう。

 

具体的には、計算や空間把握、言語、掃除、誰かのお世話をすること、料理、工作、手芸、整理整頓、話をすること・聞くこと、気が利く、人を助けるのが得意など多岐に渡ります。難なくスムーズにこなせるところにも着目してみましょう。

 

 

6)本人に聞いてみる

 

お子様の場合、本人に直接聞いてみるのも一つの方法だと思います。私の場合、次の質問を定期的に娘に聞いていました。

 

「どういう風に毎日過ごせたらハッピーかな?」

 

「何をするのが楽しいと思う?好きな順番は?」

 

「大人になったらどんなことをしたいかな?」

 

子どもはその時その時で言うことがコロコロ変わりますが、それで問題ありません。その時の気持ちを尊重して、それに近づけるためにサポートするだけでも十分能力を引き出すサポートになるはずです。

 

また、大人の方はこの3つの質問を自分自身に向けてみるのも効果的です。3つ目の質問は「将来」や「老後」という言葉に置き換えてもよいでしょう。自分自身を見つめ直すための効果的な質問ですので、まだ才能に気づけていないという方はぜひ自分に質問をして、紙に書き出してみるとよいでしょう。

 

 

才能の見極め方について6つのポイントからお伝えしましたが、逆に才能がないものを見極める方法も付け加えておきたいと思います。それは、本人が拒否したり、やりたがらないことです。どこかに行こうとすると、体調不良になるというケースもあります。才能のあることとないことでは明らかに違いがありますので、そこの違いを判断するのも才能を見極めるポイントになるでしょう。